5月/年中絵画造形正課指導「キラキラ太陽」

初めまして！
年中の絵画造形正課指導講師の三石つねおと申します。
子供たちには「つねおせんせい〜」と呼んでもらっています！
年中の学年のみ、月１回程度絵画造形指導を年中全クラス指導をさせていただいております。
これから一年間何卒よろしくお願いいたします！
 
アートの時間、私が最も大事にしていることは、
「正解は子どもたちそれぞれが持っている」です。
つねお先生の言う通りに絵を描く必要はないと言うことです。
 
　表現・アートでは「気持ちのアウトプット」です
「こうしたい！」という気持ちが詰まったものに評価なんてできません。
気持ちはみんなそれぞれ違って当たり前です。
だから子供達は制作を通してみんな違って当たり前を体感できます。
違うことって面白い！を体感できます。
自分もオッケー！他人もオッケー！
そこには自分を愛する心が生まれます。
お友達をたくさん認めて愛する気持ちも生まれます。
こういうことを毎月のアートの時間に提供したいと思っています。
 
初回5月のアートの時間は
「キラキラ太陽」をおこないました。
たくさんのクレヨンと金色の折り紙で太陽をカラフルに仕上げていく内容です。
１学期初めてのアートの時間でもあったので、絵が苦手な子がいても大丈夫なように緊張感をなくすこと、安心して楽しむこと。絵を表現することはこんなにもワクワクドキドキなんだ！表現って楽しい！を大事にしました。
 
また、クレヨンはこんなふうにも色を混ぜたり重ねたりすることなどもできること、実験しながら「自ら試す」表現していく様子も大切にしました。
 
アートの時間では見本の通り、つねお先生のような、大人のいう通りにする必要もなく、自分でやりながら自分なりの絵を描くこと、そこを認めてもらえることは自己が肯定されていくような、自己達成感も体感しやすいです。
 
また、レッスンではアニミズム思考（心理学者のピアジェが提唱）を意識しながら指導をしています。
 
今回はクレヨン「さん」と仲良くなってほしい。
太陽「さん」をキラキラ描いて喜ばせちゃおう！とストーリーのように指導導入をしました。
アニミズム思考は自己拡張本能と言って幼児期独特のものの捉え方でもあります。自分が生きているんだからお花も生きている、だから顔を描いちゃおう、自分を通した物事を捉える考え方です。
子供達の優しい心を制作中たくさんみかけられて、気持ちがぽかぽかしました！
 
最終的に大人になってもアニミズムはあります。
それは相手を思いやる想像力「思いやり」の心です。
 
アートはただただ楽しく制作をするだけの時間だけでなく、アートを通して子供達の「心」を育てることを大切にしています。
美術の先生にしかできないことで子育てをお手伝いします！
「いつも元気にワクワクして自分の想いを素直に伝えられる子！」
「自分の頭で考えて自主的に率先して行動できる力！」
「実行力、自己表現する力」
を育ててまいりたいと思います。
 
6月もワクワクしたアートの時間お楽しみに！
何卒よろしくお願いいたします！